肌の潤い不足、つまり乾燥肌でお悩みの方で、特に気になるのがかゆみという方も多いのではないでしょうか?
実はそれ、ただの肌の潤い不足ではないかもしれません。
乾燥肌は乾燥肌でも、症状により異なる呼び方があります。
早速、かゆみを伴う乾燥肌についてご紹介していきたいと思います。
肌の潤い不足によるかゆみの原因はコレ
通常、健康な方の皮膚というのは瑞々しさと弾力性が備わっており、外的刺激から肌を守ってくれます。
しかし、年齢を重ねることによって皮脂の分泌が低下すると皮膚膜が薄くなってしまい、角質の水分が減少しやすくなります。
肌の潤いが失われ、それが乾燥肌へと繋がってしまいます。
肌に潤いが失われてしまうと、ちょっとした刺激でも過敏に反応してしまい、炎症による赤みやかゆみが起こってしまうのです。
これが一般的にいう乾燥肌です。
ここに、皮膚が乾燥した状態が加わると乾皮症というものに変化します。
乾燥肌や乾皮症によって起こる炎症やかゆみというのは、原因が決まっています。
ズバリ、バリア機能の低下にあります。
バリア機能が低下することにより、外的刺激に弱くなり、かゆみなどに敏感になってしまうのです。
そのため、肌の潤いが不足した場合は、バリア機能をアップさせることがポイントになってきます。
肌の潤い不足で、かゆみが出てきてしまったら、ついついかきむしってしまうかもしれませんが、そこは辛抱しましょう。
かゆみに踊らされていると、症状はさらに悪化してしまいます。
かゆみが出てしまったら、あるいは出る可能性がある場合は、以下にご紹介する方法で対策していきましょう。
乾燥肌のかゆみへの対策方法!
肌質によっても、使用する保湿剤は異なってきます。
ですが、保湿剤をまめに塗ることでお肌の状態を整えてくれるため、かゆみが鎮まります。
ただし、かきむしってしまい、症状が悪化している場合は、ただの保湿剤では効果をイマイチ実感することができない可能性があります。
どうしても、肌の潤い不足でかゆみが治まらない場合は、ステロイドの使用もあります、
しかし、ステロイド外用剤は、お薬であるため副作用の心配もあります。
しっかりと副作用などの確認をしてから購入・処方してもらうようにしましょう。
ステロイドの使用に関しては、医師に必ず相談してください。
乾燥肌というのは、何種類かに分かれるもので、それぞれ症状が異なるということがわかりました。
肌の潤い不足というのは美容面だけではなく、ひどくなれば皮膚科などで診察してもらう必要があります。
そのため、もしもかゆみが出てきたりした場合は直ちに皮膚科に通うようにしましょう。
皮膚科で処方されるお薬は、ほとんどが保湿剤となります。
肌質までは見てくれない可能性がありますので、もしも肌質に合わなければ、次の通院の際にしっかりとその旨を報告した方がいいですよ。
また、保湿剤はドラッグストアなどでも販売されています。
自分で自分の肌質に合ったものを探してみるのも一つの手かもしれません。